コミュニケーションマネジメント vol.6|報告方法を決める。

第6話目は、報告方法のお話です。
前回は、スケジュールを公にというお話でしたが、 今回は、限られた時間のなかでいかに、まとめて報告をしてもらうかという内容。

報告方法を決める。

社会では、報連相(報告・連絡・相談)をしなさい。と社会人になったらまず教わると思いますが、簡単なことのように思えてそう簡単にいかないのが、報連相です。

その原因としては、

  • 上司が忙しそうにしているから、言いづらい。
  • 話すタイミングが分からない。
  • どう話して良いか分からない。

など、の理由が考えられます。

では、どのようにすれば、報告してもらえるのか?

 悪い例としては、
「また、後で話そう。」「また、声かけるから。」等、部下が報告しようと思ったときに、こういう発言をしてしまった場合は、うまくいかないです。

これは、自分でも ありがちな場面なのですが、部下としては、

「後っていつ?」「今日解決できるのだろうか?」 「困っているのに。」といったことを思い、情報が上がってこなくなります。

こういったことを防ぐために、すぐに対応できない場合は、

「1時間後に声かけて。」「明日のMTGの時に話したいから、この部分は特に調べておいて。」など、いつ聞くのか、何を知りたいのか?を明確にして、部下自ら、発言してもらうようにするといいです。

店舗の場合は、接客がメインの仕事でほとんどが、部下に時間が取れるのも、集客次第ということも多々ありますね。そういった場合は、

  • 朝礼や終礼等、時間が取れるときに発言してもらう。
  • 休憩に行く前や休憩から戻った時に声をかけてもらう。
  • 連絡ノートを作ってに記載してもらう。

など、 報告する時間と方法を明確に部下に伝えると、部下にも余裕ができ、かつ、自分も忘れることなく、コミュニケーションが円滑に取れます。

仕事では、突発的に物事が進みますので、まずは、部下に必ず、いつ、どの方法で報告してもらうがを明確に指示しましょう。

今回は、改めてまとめると自分でも疎かになっている部分が多いと実感しました。
特に、仕事で追われる日々が続くと、この内容が疎かになりがちなので、気をつけなくてはいけませんね。

次回は、仕事を任せるということにフォーカスします。

シリーズ記事一覧

コミュニケーションマネジメント vol.1|6つのポイント

コミュニケーションマネジメント vol.2|定義を決める。

コミュニケーションマネジメント vol.3|飲みニケーションは死語。

コミュニケーションマネジメント vol.4|声かけで考えがブレてないか確認。

コミュニケーションマネジメント vol.5|スケジュールを公に。

コミュニケーションマネジメント vol.6|報告方法を決める。

コミュニケーションマネジメント vol.7|仕事のプロセスは、部下に任せる。




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