声かけで考えがブレてないか確認。
前回の飲みニケーションの話題と近いかもしれませんが、日常での部下とのコミュニケーション方法の話。日頃から、声をかける習慣をつけましょう。
私は、あまり仕事上、話す機会がない部下でも声をかけるようにしています。
声かけで何がわかるかと言うと・・・
- 現在、注力している仕事の内容が分かる。
- 仕事の進捗とスケジュールが分かる。
- 仕事への取り組み姿勢が分かる。
部下の部下となると、あまり直接関わらないことが多くなりますよね?
あまりにも関わらないと、自分の考えている方向性と変わっている場合があります。
そのブレを解消するのが声かけです。
ただ、雑談をするだけではなく、2〜3分でいいので、今取り組んでる仕事や、今やっている仕事の内容を具体的に話すと、部下の仕事の考え方までが分かります。
自分の専門外の仕事であっても、具体的に何をやっていてどう取り組んでいるのかをきちんと聞くことが大事です。
ただ、「今何してるの?」「そうか。」ではなく、「この案件、こう進めばいいよね。」と言うように自分の意見も踏まえて聞くと、「私は、こう進めたいです。」「ここが悩んでいます。」など、回答も具体的に返してくれたりします。
声をかける部下の直接の上司からの評価も入れるといいです。
例えば、「最近、こう言うことで頑張っていると聞いてる。」とか「取り組み姿勢が良くなったと聞いているよ。」とかを話すと、直接の上司がその部下に対しての評価を部下に伝えているかどうかも分かります。
普段仕事をしていると、仕事への指摘や注意ばかりで、いい評価がきちんと部下へ伝わっていないことがあります。
部下も自分のどこを評価してもらっているかが分からなくなると、仕事への意欲が失われたり、自分の努力が正しいのか分からなくなったりします。
そういったブレを解消するのが、声かけですので、具体的な声かけで改善してください。
次回は、部下への声掛けの話。
シリーズ記事一覧
コミュニケーションマネジメント vol.1|6つのポイントコミュニケーションマネジメント vol.2|定義を決める。
コミュニケーションマネジメント vol.3|飲みニケーションは死語。
コミュニケーションマネジメント vol.4|声かけで考えがブレてないか確認。
コミュニケーションマネジメント vol.5|スケジュールを公に。
コミュニケーションマネジメント vol.6|報告方法を決める。
コミュニケーションマネジメント vol.7|仕事のプロセスは、部下に任せる。
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