では、まず頭の体操からです。
問題
上の図は、ある製品の生産工程を示したもので、紫の四角が各工程で、四角の中の数字がそれぞれの工程で加工できる数量です。
さて、材料を10個使用すると、この生産ラインは、最終的にいくつの生産量が出来上がるでしょうか?
回答
答えは、8です。生産ラインは、1つのラインで生産できる製品の工程は、各工程の生産キャパシティに依存します。
ですので、いくら10個分の材料を使用しても、最終的には、8個しか生産されません。
ボトルネック
このシステムの生産量は、この8個しかできない工程を改善しない限り、1度に8個以上の生産は不可能ということになります。このシステムで生産量を制限するこの「8個しか処理できない工程」をボトルネックと言います。
次回は、このボトルネックの改善方法を考えていきたいと思います。
シリーズ記事一覧
課題解決の方法 vol.1|生産ラインとボトルネック課題解決の方法 vol.2|ボトルネックの改善
課題解決の方法 vol.3|改善工程
課題解決の方法 vol.4|思考プロセス
課題解決の方法 vol.5|店舗運営の課題
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