リーダーシップ vol.6|リーダーの結果

前回までは、場づくりを3回に渡って記載してきましたが、今回は、リーダーシップの最終回です。

場づくりができた後に、リーダーは何を行わなければならないかを記載していきます。

リーダーの結果

メンバー個々との関係が築け、チーム全員でのまとまりが出来たら、最終的にリーダーに求められるのは、リーダーとしての結果です。

では、リーダーとしての結果とは何なのか、考えていきたいと思います。

リーダーで有りがちな失敗例

部下は、リーダーに何を求めるのでしょうか?

部下は、「部下の要望を実現してもらう。」ということを期待しています。

もちろん、場づくりの(2)でも記載したように組織である以上、出来ないことは出来ないで仕方がないことです。

ここで、リーダーで有りがちな失敗ですが、出来ないことやその理由を伝えずにそのままにしておくことがあります。
自身も、自分で納得して部下に結果を伝えていない場合があったりします。

そうすると、部下は、「話を聞いてくれるけど、動いてくれない。」と、結局結果を出してくれないリーダーと認識してしまいます。

リーダーとしての結果とは?

「出来ない。」ということを素直に認め、理由も含めて部下にフィードバックするということも1つの結果です。

「部下の要望について、動いたが出来なかった。」という事実を部下に伝えることが重要です。

もちろん、何度も何度も「出来なかった。」の繰り返しでは、完全に自分の能力不足ですので、部下の要望を実現する努力をし続けてください。

10個の要望のうち1つでいいので実現し、「実現できたことを部下に伝える。」ことで、残りの9個の要望について、部下に期待が生まれ、より部下も知恵を出してくれます。

これを繰り返すことで、自分のリーダーシップが発揮され、チームの指揮が上がります。

何事も、誠実にあったことを部下に伝えることが、組織力向上の秘訣です。






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