【メロン】アンデスメロン|フルーツ


今回も、メロンをレポートしていきたいと思います。
メロンの中でもおなじみのアンデスメロンです。

アンデスメロン



アンデスメロンは、ネット系のメロンで1977年に株式会社サカタのタネが交種育成し開発されたF1品種です。
アンデスメロンという名前ですが、アンデス地方とは関係がなく、
  • 生産者は作って安心
  • 流通は売って安心
  • 消費者は買って安心
という安心が売りで「アンシンデスメロン」という名前から「シン」を取り、「アンデスメロン」という名前になりました。

ちなみにF1交配種とは・・・

F1交配種とは、性質の異なる品種間のかけ合わせによって生まれる雑種第1代のことを言います。
同じ組み合わせであっても、雄、雌が逆になるとできた種子の生産力が異なることがあるので、雄を花粉親、雌を種子親と言って区別するようにしています。
両親の縁が遠ければ遠い程、雑種第1代の生産力が高いと言われており、これを雑種強勢(ヘテローシス)といいます。
F1交配種を育成するためには、自分の花粉で実をつける性質を持った自殖作物の場合、開花前に花の中の雄しべを取り除いたものに袋がけし、開花後に別の品種の花粉を交配します。これにより別の品種との交配を実現します。
この作業を効率的に効率的に行なうために花粉稔性(有性生殖が可能である)のない雄性不稔株(突然変異などで雄しべがなく生まれてきたものを利用)の育成や選抜、花粉の稔性は正常であるが自分の花粉では種子のできない自家不和合性を持った株の選抜、雌雄異株や異花の利用などが行なわれています。

F1交配種の特徴は、雑種強勢により生育が旺盛で生産力が高く、栽培が容易である、生育が均一で形質のそろいがよい、多くの優良形質の組み合わせが可能、次世代にはばらばらな個体が出現するといったことがあげられます。

そのため、F1種の生産は種苗会社に任せるしかなく、流通している野菜のほとんどはF1交配種となっています。

出典:在来種・固定種とF1交配種 フロンティアファーム

美味しいネット系メロンの見分け方

皮が網目状になったネット系メロンを選ぶ時ですが、網目が細かく、かつ均一に入っているものの方が、味・香りともに良い傾向があります。

メロンの栄養

メロンは、糖質とカリウムの含有量が多いです。
ショ糖やブドウ糖は、消化吸収が良いので、病気のお見舞い品などの定番になっています。

カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排出してくれるので、高血圧予防や動脈硬化の予防になります。
最近のように暑い季節になると大量に汗をかくので、カリウムが汗とともに排除され低カリウム状態になります。
低カリウム状態になると、食欲不足になったり、疲れやすくなりと夏バテ状態になりますので、メロンは夏バテの改善にも効果があります。

効果効能

疲労回復、利尿作用、むくみの改善、高血圧の予防、夏バテ改善、美肌効果


フルーツ類は、全般的に疲労回復にいいですし、真夏の暑い日が続き、夏バテ気味の方は、メロンを食べてみるといいと思います。

商品紹介

0 件のコメント :

コメントを投稿

出演クラブイベント

-近日アップデート-