リーダーシップ vol.2|マインドセット


マインドセット

今回は、リーダーとしての意識の持ち方をまず記載していきます。

従来の自身が1番の成果を出すという考え方をした場合、
  1. 自分が頑張る。
  2. 全てを管理して「生産性」を高める。
  3. 意見を出してもらう。
ほぼ、ほとんどのリーダーは、今の3つのように考えると思います。

全てが間違っているとは思いませんが、この考え方では、長期的に成果を出し続けることは、難しいでしょう。

長期的に成果を出し続けるために、3つの考え方を次のように変換してみましょう。

  1. チーム全員で成果を出す。
  2. 「個性」を発揮する方法を考える。
  3. 意見を出しやすい「雰囲気」を作る。

1.チーム全体で成果を出す。

「1.自分が頑張る。」と言った考え方は、もちろんリーダーもプレイヤーとして動くことも多いので、自分が頑張ると言ったことは当然のことですが、だからと言ってこうした「気負い」は逆効果になることが多いです。

自分が頑張っていれば、それなりの成果を出せると言ったことは、絶対ないと思っておいた方がいいと思います。
気負って、自分でなんでもやってしまおうとすると、自分がいなければ物事が何も進まなくなり、リーダーにしかできない、確認や判断ができず、チーム全体の流れを止めることになります。

一人で頑張るリーダー」ではなく、「全員で考えるチーム」ということを意識して取り組むことが必要です。

2.「個性」を発揮する方法を考える。

「2.全てを管理して「生産性」を高める。」これも、チームを動かすには大切な考え方です。仕事において、生産性や効率を高めるということは、どこのビジネス本にも書いてある当然に行わなければならないことです。

ただし、自分の考えるクオリティーを押し付けると職場を「息苦しく」させるのも事実あったりします。
全てを管理してがんじがらめにしてしまうと部下が自由に動けなくなり、自分の強みや個性、創造性などを発揮できなくなります。

管理することはもちろん重要ですが、部下は、一人一人働き方や能力が違いますので、1つの指標で全てを管理するより、個性をいかに活かすかを考えなくてはなりません。

ただし、なんでも自由にやっていいということではなく、お客様に対するチーム全員で決めたルールについて個性は関係がありませんので、これは徹底して管理する必要があります。

3.意見を出しやすい「雰囲気」を作る。

リーダーはチームの意見を聞くというのも、常識的に当たり前のことですね。
ただ、「チームの意見を聞く。」→「意見を出させる。」になりがちです。

無理矢理に出してもらった意見は、現実味が足りずに結局否定してしまうことはないでしょうか?

こう言った場合は、結局、「ダメ出しされた。」「意見を出しても意味がない。」と部下は思ってしまいます。

リーダーは、「意見を出しやすい環境」を整える必要があります。

意見を出しやすい環境を作れば、「無理矢理言わされた意見」ではなく、「自ら考えた知恵」が出てくるものです。


リーダーは、まずは自身のマインド(考え方)を改める必要があります。
リーダーは、チーム全体の成果を上げるために、予算だったり、納期だったり、生産性や効率等、数値結果を課される立場ですが、数値結果が出ない時は、まず自身のチームがこのマインドのようになっているか確認してみてもいいと思います。




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