床の張替え|古民家リフォーム


前回、畳を張り替えたのだが、畳以外の部分(床板)がかなり傷んでおり、上に乗るとミシミシと音をたて、上に祖父の本を平置きにしていたからか、黒ずんでいる。

ということで、床を張り替えようと、丸ノコで床の一部を開けてみた。




床の作りを色々と調べながら、この部屋で寝泊まりしていたのだが、どうも様子がおかしい。

2〜3日家を空けていると、畳がまさかのカビだらけに。。
部屋もどうもカビ臭いのである。

これは一大事ということで、今回は大工さんの手を借りることにしました。
大工さん立会いのもと、床を見てもらったのだが、一部がシロアリに食われているため、傷んでいる部分の取り替えが必要みたいだ。
また、「湿気多いので床下のリフォームの際に床下に炭を敷きましょう。」とのことだった。

材料費がかさむので、床下用の炭は自分で用意することにしました。

大工さんの工程は、下記の通りのようだ。

(1)床下を開ける。
(2)床下を乾かす。
(3)炭を敷く。
(4)床板を張る。

床を全部開いたのが、こちら。

 

結構傷んでいたようだ。
こう見ると床の構造がよく分かる。

床の構造

図1は、布基礎の1階床の構造です。束石→床束→大引き→根太→床材の順に組み上げられます。
束は大引(おおびき)を地面に対して支えている構造材です。
大引は、根太(ねだ)を受ける90~120mm程度の角材で、約90cm間隔に配されます。
根太は、床板を直接支える為に約30cm間隔(303mm=1尺ピッチ)で大引、または梁の直交方向に渡される角材です。
一般的には、45mm×60mmの角材が使用されています。
根太は床材を打ち付ける下地となり、一般的に住宅用の木質床材は、根太の上に釘、接着剤併用で施工されます。

出典:通信講座No.008 「床がしなったり、ぷかぷかしている所はありませんか?」 講座No.008-1 「床の構造・工法・材質について」
NPO法人 住まいの学習館

今回の場合は、傷んでいたのは、この根太(ねた)がシロアリに食われていた部分です。
その他の宇文は無事だったので、根太の取り替えとフローリングを新しくして頂きました。


この次からは、柱を磨いたり壁を塗ったり等、DIY要素が多くあるので、色々とアップしていきたいと思います。

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