今までの説明の中のポイント
- 自分と世界を良くする内容
- 文字の拡散情報(メンバーにプレゼンし理解してもらう。)
- 母国語で20文字以内
- 未知の世界(今は、難しいが近い将来実現したい内容)
上記のことを念頭に置いて、作っていきます。
ショップビジョンは、ショップメンバー全員に理解してもらう必要がありますので、1番良いのは、メンバー全員の意見を聞くということです。
ショップ運営の中で、メンバー全員が集まる時間を作ることは、シフトの都合もあり、なかなか難しいと思います。
限られた時間を有効に使い、メンバー全員の意見を聞くには、工夫が必要です。
(1)1人1人事前に説明してから宿題を出す。
まずは、メンバー1人1人に、このショップビジョンを作る意味を説明します。説明としては、
このお店を全員で良くするために、どんなお店になれば、お客様に喜んでいただけるか、どんなお店にしたいかを決めて、全員で実現するために、ショップビジョンを決めたい。
と、キーワードとしては、「メンバー全員」「お客様に喜んでいただける」を「自分も喜べる」をテーマに考えてきてもらいましょう。
きちんと、そもそもショップビジョンをなぜ作るかということを、説明すれば、必要性を理解し、メンバー個人個人が内容を考えてきてくれます。
(2)随時確認し、気になったワードをメモしていく。
考える指示を出したら、2日、3日したら、本人にアイデア出しの進捗を確認します。これは、営業時間中の閑散時間で構いません。
面と向かって話すと、警戒心も出ますし、メンバーは、上司に指示されたことに対して正解を探し始めてしまうからです。
通常の営業時間中に立ち話で聞くと、店頭では、基本的にお客様対応が第1優先ですから、お客様にきた段階で、接客を行うのでメンバーとしては、考えずにちょっとしたアイデアが出てきたりします。
その内容をメモします。
これをスタッフ全員に確認し、気になったワードを随時まとめておきます。
(3)メンバーのワードをまとめ案を作る。
ノートに書いた各個人のワードを眺めていきましょう。共通する内容がいくつか出てくると思います。
共通した内容は、ひとまとめにして絞っていきます。
共通項目を絞ったら、キーワードを拾ってまとめておきます。
(4)全員で決定する。
最後に、ショップビジョンを決定するわけですが、決定するときは、スタッフ全員が集まるときにしてください。全員同じ認識でショップビジョンを広めるには、時間の効率を考えブレをなくすという意味でも、全体ミーティング等、全員が集まるタイミングがいいと思います。
必要であれば、上司にも参加してもらうと、より浸透性が深くなりますし、ショップビジョン実現のために、上司も協力してくれるはずです。
したいお店にするには、自分の力だけでは、到底出来ませんので、メンバー全員の知恵を出し合い、ショップビジョンを作ることで、進むべき方向性を全員で実行できることになりますね。
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